五七五七七とか
ピーちゃんが昔この部屋で死んだ人の最後の言葉を真似し始めた。 こんなことならマネキンじゃなくて小動物でやればよかった 余りに長いダイイングメッセージ 笑顔の仮面をかぶらせられた幽霊たちは仮面をとっても笑っていることが多い ええあの日落ちるところは見てましたでもたぶんあれ死んでましたよ 「こっくりさんは何回死にましたか?」〈にかい〉 上りエスカレーターで下るような背徳感とその半分くらいの罪悪感 「陽だまりと血だまりで韻を踏みなさい」 上りでは12段だった階段の13段目を踏みつけ続ける 夜、窓の外にいる幽霊が昼にはいなくなるので昼はカーテンを閉める 誰かからの不幸のメールをすぐ回す首をくくったあの子にだけに 部屋全体を見れば満員だが明らかに一席空いている 怯えてる死んだあの子のSOSいつも私は綺麗に消してる













