ダグダデイラ読みました
一番面白い章は「人の形をした地獄」ですが、それ以外もおもしろいですよ。 カクヨムで無料で読める章もあるのでぜひ。ただ終盤はかなりグロいです。脳内で生きたメキシコを再生しても大丈夫だって人は読み進められると思います。 特に裏世界の蛾が出てくるシーンは1.25 million speciesを彷彿とさせる内容で懐かしかったです。 映子さんもなかなか編集大変だと思います。伏字にしないといけないところが多すぎて



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ホラーやオカルトの小説、マンガ含む書籍について語るカテゴリ
一番面白い章は「人の形をした地獄」ですが、それ以外もおもしろいですよ。 カクヨムで無料で読める章もあるのでぜひ。ただ終盤はかなりグロいです。脳内で生きたメキシコを再生しても大丈夫だって人は読み進められると思います。 特に裏世界の蛾が出てくるシーンは1.25 million speciesを彷彿とさせる内容で懐かしかったです。 映子さんもなかなか編集大変だと思います。伏字にしないといけないところが多すぎて

祝山と同じ鹿角南が主人公のホラー小説。 従姉妹の家で見つかった古文書を読み解くうちに、主人公の周りでおかしな事が起こり始める。 古文書は日記や覚書と、怪談が書かれている。 怪談は大正から昭和くらいまでに書かれたもので、古文が使われているので独特な味わいのあるものになっている。見ゆる、向かふ、など読みにくいっちゃ読みにくいが現代訳したものもあるので理解できないことはない。 色々な作品で怪異に魅入られた人間は発狂、廃人化、失踪、死亡の結果になり、第三者がそれを観測する形になるが、目嚢では結果の目前まで主観で描かれてるのが面白い。言ってることはわかるけど、理解は出来ない状態を感じる。 なほなほ、一寸愉快(ちょっとおかしい)と妙に可愛い語感の文章が頭に残る。


著者は昔の友人から霊障についての相談を受ける、ネットで有名な心霊スポットに行った友人と仲間たちの心霊体験を聞きに行く。 モキュメンタリー作品だと思う。 というのも作中で派手な霊障は起きない、現実的な解釈で片付けられる、それ故にガチ感がある。 しかし、面白いカラクリもあって実話怪談とエンタメ小説の中間のいい塩梅。 作中で儀式をするシーンがサラッと描かれ、その後深堀りはされないのだが、これが妙に不気味に感じた。 肝試し後に異変を感じ、近くの神社に向かい意味不明なお祓いの儀式を行うのだが、この段階では怪異から本格的な影響を受けていない様子なのに何故こんなことをしたのか。 その知識はどこから来たのかがわからず、ずっとモヤモヤしている。 今度、映画化する。


小学校を卒業したお初は友達と製糸工場に女工として働きに出ました。 朝ドラの様なテンションで少女達の姦しい日常が進んでいきますが、製糸工場には不気味な影が見え隠れするのです。 そして、本格的に仕事が始まると狂気が少女たちに容赦なく襲いかかってくるのでした。 リョナ、羞恥、露出、洗脳、悪堕ち、状態変化、死姦、薬物、食人、とpixvのマイナー性癖のタグが山盛りで付けられる様な内容です。 エロですよ、これは。 そして、ここまでの文章をですます調で書きましたが、本編もこの様に書かれているので、昔話のように感じます。



「ヌメリヒトモドキ」という人間のなり損ないの様な粘液塗れの生物が存在する世界で、「ヌメリヒトモドキ」を使って妻を甦らせる話。 SF色の強い設定だが、内省的な内容で、愛とか他者への理解とかの話が多い。 マジモンの素人のAVは生々しさが強くて気持ち悪い、こんな感じの怖さというかキモさがある。 「残穢」を本棚に置いておくと障りが起きそうで嫌だ、という話があったが「なまづま」は悪臭が漂ってきそうで嫌だ、そんな小説。



夏休みに叔母さんの家に遊びに行くと、従姉妹の紗央里ちゃんは家出して居なかった。 話は進むが理解は出来ない、それが最後まで続く。 グロというか、狂気というか、不気味というか、ジャンルが絞れない。合う合わない、怖い怖くないがかなりハッキリ別れる作品だと思う。 たぶん理解の範疇を超えた人間の一人称小説だと思う。 しかし、他の登場人物と作品世界も狂っているので、壊れたレールの上で転覆した船を運転する酒気帯びのパイロットみたいな。 やはり、よく分からない。 真っ黒な表紙は「角川ホラー文庫の闇鍋」という企画で、裏表紙も真っ黒。 販売時はパッキングされていて、タイトル、内容、あらすじ、全てが分からないようになっている。 面白い企画だったので、私は好みだったのだが、同じ本を買ってしまう、という問題の為か、続きは出ていない。



「ココノエ南新町の真実」澤村伊智 「ニンゴン柱」阿泉来堂 「魂の飛翔」鈴木光司 「828-1」原浩 「にえたかどうだか」一穂ミチ 「風来たりて」小野不由美 の6篇が収録された短編集。 「ニンゲン柱」「魂の飛翔」「風来たりて」は番外編というか、別の作品のスピンオフになっている。 「ココノエ南新町の真実」が気に入っている、雑誌のコラムのゲラがそのまま載っている。 過去に起きた幽霊騒動を調べるという内容だが、ミステリーと陰謀論が混じった様な話で面白い。 潰える、というタイトルだが潰れる話はない。


保険会社に務める主人公がとんでもないカスハラに会う話、人怖。 作者自身が保険会社で働いていた経験があるそうで、仕事描写が丁寧に書かれている。 映画化してるだけあり、展開が二転三転して、途中からは休憩なしで読み終わってしまうだろう。 ヒロインが凄いヒロインしてて、可愛いというか慈愛を感じて好きだ。 映画だと露悪的に"性"が描かれるが、小説だとグロがプッシュされていて違う味わいとなっている。 映画のエンディングが、ノリノリなHIPHOPで笑ってしまう。


臥夢螺館(がむらかん)は福山庸治によるホラー漫画。 呪いのゲームから生じた「天使」が現実を侵食していく。

序章、終章と五篇の短編が集録された小説。 各短編の後に編集者と作者のやり取りがあるモキュメンタリーなのだが、モキュメンタリー作品には珍しく短編は全て創作だと作中で明言されている。 出てくる怪異がスケールがデカいというか、奥行きを感じるというか、規模は小さいけど凄く大きいものものの一部を見てるみたいな恐怖があると感じる。 逆にスケールでけぇとなるのが澤村伊智氏。 「828-1」というおぼろげながら頭に数字が浮かぶ話が気に入っている、なるほど感と怖さ、読後に自分と照らし合わせて、ちょっとエモい気分になれる。 角川ホラー文庫という悪の組織の暴露本でもある。


箱に関する独立した話が8篇、集録されている短編集。 最初の3篇は正統派なホラー小説で第三章「カシル様専用」というフリマアプリを題材にした都市伝説感のある話が気に入っている。 第四章以降は"かなり"変則的な話が混じり面食らう。 ただ私が馬鹿なので、変則的な話は内容の5割程度しか理解できてない気がする。 しかし、表現方法の拡大が凄いので、読書体験としては唯一無二になるだろう。ジャンプスケアもある、私はこういう怖がらせ方は好きなので、嬉しかった。 ラストはホラーというより哲学めいた話になっていくので、私のキャパを超えてしまったが、最後のページで「!?……すげぇ………?」となる、やはり理解はできなかったが。



呪われた木がある山中の墓場に肝試しに行った2組、計5人のインタビューの文字起こしを本にしたもの、最後にアンケートもある。 まず小さい、文庫本の2/3、単行本の1/2くらいのサイズ。 ページ数も少ない60ページしかない。 インタビューの内容と、最後のアンケートで考察していくと真相が見えてくるタイプの話。 小ささ以外にも仕掛けが多くて面白い、私の挙げた写真でも仕掛の1つが確認できる。 本棚に置くと埋もれてしまうので注意。



怖い。 作者が「小説新潮」に実際に掲載した5つの怪談「染み」「お祓いを頼む女」「妄言」「助けてって言ったのに」「誰かの怪異」をまとめて「禁忌」という書き下ろしを追加した小説。 作者自身が体験した「染み」を掲載後に人との縁が広がって、以降の怪談も集まるので、作者が登場するモキュメンタリーものの側面もある。 しかし、各怪談だけを読んでも十分に怖い。 ミステリーが得意な芹沢央氏らしく、筋道だった考察には納得感がある、がそれを覆すオチの持って行き方は見事。 この本が発売された意味がわかった時に背筋が凍る。 裏表紙も良い、遊び心がある。


ホームレスに身をやつした主人公は、目が覚めると一面が真っ赤な岩山に囲まれた異様な世界で目を覚ます、近くに落ちていたゲーム機にはデスゲームの始まりが示唆されるメッセージが表示されていた。 デスゲーム系の作品では珍しく、「生き残る」だけが目的で他者を殺害するわかりやすい利点(報酬が増える等)はない。 サバイバル描写が多く、荒涼とした谷間で食料をどう確保するかを丁寧に描写している。 しかし、物語後半は悪意や狂気に支配されハラハラするシーンが増えて、一気に読み進めてしまうだろう。 生のワラビーを食べるシーンがあるのだが、妙にリアルでグロテスクながら美味そうで、生のワラビーを食べたくなること請け合いの小説だ。


「日本沈没」「復活の日」などで有名なSF作家、小松左京氏の短編集。 30の短編が収録されておりどれもSF作家らしくセンスオブワンダーな話になっていて面白い。 「葎生の宿」という短編が気に入っている。 廃墟に泊まった男が廃墟に魅入られてしまい、廃墟に付きまとわれる。 見慣れた住宅街の先にあの廃墟が佇み、空き地だったはずの場所に玄関扉を開けた廃墟が静かに建っていて…。 という感じではなく、時速120キロで車を追いかけ回す廃墟がトラックを飛び越え、車を跳ね飛ばし、幹線道路を爆走する話だ。 ぜひ読んでもらいたい。 ちなみに作者の小松左京氏の飼っている猫の名前は「プヨ」らしい。


作者のもとに集まった2つの共通する地域で起きた怪談を、読み進め推理することで真相が見えてくる?小説。 貸別荘地にアルバイトに来た大学生の怪談は「リゾートバイト」を彷彿とさせる、ボーイミーツガールな話。 因習村を訪れた主人公が「のぞきめ」と呼ばれる怪異や旧家について調べる話は、緊張感のある展開が続き、グイグイと読み進めてしまう。 推理といっても、「梨氏」「背筋氏」のように大部分を読者が考察するようなタイプではなく、作者の推理が作品の最後にあるので、ある程度の真相は読むだけで判明する。 しかし、一部推理には納得しかねるものもあり、読者自身が推理を巡らせ始めてしまうのは作者の手腕の高さを感じる。 「怪談に触れる時には責任が生じる」と作品内で語られているが、ずいぶんと意地の悪い締め方で口角が上がってしまった。


三津田信三が得意とするモキュメンタリー小説。 「のぞきめ」という視覚にまつわる小説の精神的続編で「聴覚」が題材となっている。 蒐集家のノートに書かれた怪談、または怪談達と、それを、またはそれらを読んだ編集者に起こった体験、一連の事柄についての作者の考察といった内容だ。 「怪談または怪談達、それをまたはそれらを」と曖昧な書き方になってしまっているのは、ノートに書かれた怪談が特殊だからだ。 怪談の途中から怪談が始まり、怪談の途中から怪談が始まり、怪談の途中から怪談が始まり、怪談の途中から怪談が始まり、怪談の途中から怪談が…。 この様な書かれ方になっている、一風変わった読書体験となるが、目が滑るのが難点かもしれない。 私も面白く読めたが、一番この小説を楽しめるのは無限恐怖症の方かもしれない。


「猫」にまつわる怪談のみが収録された短編集。 帯にもあるように"配慮"されているので、猫好きな方でも問題なく読める。 猫に恐怖感を持っていないので、舐めてかかっていたが、どちらかというと猫は舞台装置の作品が多く、しっかり怖い話になっている。 また感動系の怪談もいくつかあり、昨今の恐怖全盛の小説ばかり読んでいると懐かしく感じた。 「白猫と黒猫」三津田信三 「チャチャがいない」高野結史 「いたかもしれない猫」岩井志麻子 「十字路」猫森夏希 「ひなちゃんには言えない」尾八原ジュージ がゾッとする読後感で面白かった。 猫に恐怖感は持っていないが、黒目がちな大きな目は、見ようによっては「かわいくさせて」や「ヨシエ」の様な気味悪さがあるのかもしれない。



私が一番好きなホラー漫画です! 一つの話が3話程度で構成されていて、3話目で一気に謎が回収される感じがめちゃくちゃ気持ちいいです! 基本オムニバス形式で進んでいくのですが、ゆっくりと裏では大きな物語が動いていて、目が離せません! ぜひ読んでみてください!

ダクダデイラ最後まで読んでたらこんな時間になっちゃった。普段本読まない人間だから一周しただけだと全容を理解出来ないんだけど、面白かった。内容については喋れないから作中出てきた文章をひとつ引用するに留めておくね。 「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
つねにすでにという作品群をご存知でしょうか? 私のお気に入りのホラー作品で書籍化もされているのですが一度サイトの記事が消されたらしいのです。 そして、再度投稿された時に内容が若干変わったと聞きました。 私は書籍で知って当時の改変前の内容を知らないので 知っている人がいたら是非教えてくださらないでしょうか?
・警視庁刑事部捜査第一課公判維持資料(複写):昭和52年10月4日 埼玉県内某民家における「妊婦損壊・監禁事件」の現場状況について 昭和52年、埼玉県秩父郡の山中にある廃屋で、近隣住民から「異様な臭いと音がする」との通報があり、警察が踏み込んだ際の記録である。 現場の奥座敷には、失踪していた当時24歳の妊婦が安置されていた。発見時、被害者は生命活動を維持していたが、その身体状況は極めて異常であった。被害者の目、鼻、口、および下半身の開口部は、すべて太い黒糸のようなもので執拗に縫合されており、自力での排泄や呼吸が困難な状態に置かれていた。 最も特筆すべきは、被害者の腹部状況である。腹部は異常に突出していたが、それは通常の妊娠による膨らみではなく、数十本の工業用ゴムベルト、および建築用の番線によって、皮膚が裂けるほどの強度で締め上げられていた。 救出にあたった隊員の証言によれば、締...

タイトルをすっかり忘れてしまいましたが……確か、1~2ページ程度の掌編ホラー小説を募集する企画で集まった作品を掲載したアンソロジーだったと思うのですが、その中に1篇、自分の幽霊に対する考え方を揺るがした作品がありました。ここから、その作品の結末までのあらすじを掲載しますので、ネタバレに注意してください。 主人公の男性が、事故で恋人の女性(奥さんだったかも?)を亡くしてしまう。独りになった男性だったが、家の中では時折、男性を助ける様な怪奇現象が発生する様になる。男性は、亡くなった恋人が霊となり、助けてくれているのだと考える。 そんなある日、背後にハッキリと霊の気配を感じた男性。恐怖は無く、むしろ愛おしい気持ちがこみ上げてくる。しかし、聞こえてくる息遣いは明らかに女性ではなく中年男性のもの。そして男性の臀部には熱い何かが押し付けられる感覚が…… 愛する女性だと思っていた幽霊の正体は、実は全...
藤野可織のエッセイ『私は幽霊を見ない』にあった「幽霊は瞬きをしない」って一文が印象に残ってる。

世界には人間の皮膚によって本の表紙がカバーされた本が存在する。 1532年に書かれたこの本は人間の背中の皮膚を用いて装丁された書籍である。 総ページ数は330ページあり、そのうち解読が完了しているのは僅か10ページとなっている。 アスタナ国立医学センターの調査によると当書籍は古代のラテン語によって書かれており、解読された内容から、当時の出入金口座や信用、住宅ローンなどの金融取引に関する一般的な情報が書かれているとの予想をしている。 当書籍は現在、カザフスタンの首都アスタナに存在する国立学術図書館の希少出版博物館にて展示されている。 参考文献 Kazakistan’da insan derisiyle kaplı 5 asırlık el yazması gizemini koruyor https://www.aa.com.tr/tr/dunya/kazakistan-da-ins...

カクヨム版読んだんですが最新版の描写がグロすぎて削除されたみたいで...

書籍は4/30日に発売とのこと。連載分もめちゃくちゃ面白いので、要チェックです。 https://x.com/miss_mortuary_/status/2041151342132273376/photo/1
宮部みゆき作『悪い本』 おそらく私のホラーの原点になった絵本です。熊の縦長の目がこちらを覗いているような気がして当時幼稚園児の私からしたらトラウマだったと思いますが、怖いもの見たさで何度も読んでいたらホラーというもの自体が好きになっていました。まんまと熊に嵌められました。 小さいお子さんにトラウマを植え付けたい方におすすめです。 (画像がなんか引っかかりそうだったので消しました。すみません💦)
多分これなんだけどマジで内容覚えてないんよ…わかる人いたら教えてくれないかな。震え上がった記憶だけあるんだが

「みんなこわい話が大すき」は尾八原ジュージがカクヨムで連載していたホラー小説。 ガッツリホラーです。 第8回カクヨムWeb小説コンテストでホラー部門大賞を受賞 KADOKAWAから書籍化済み。 <あらすじ> 小学4年生の少女・ひかりは、学校ではいじめに遭い、家庭では母親から虐待を受ける、孤独な日々を送っていた。彼女にとって唯一の味方は、自室の押し入れに潜む、正体不明の怪異「ナイナイ」だけ。ある日、ひかりがいじめの主犯格のありさちゃんを自宅へ招き、ナイナイと「対面」させたことで、彼女を取り巻く世界は劇的に変貌する。 数年後、盲目の拝み屋通称「よみご」の 志郎貞明がとある依頼を受けたことで物語が動き出す…。 児童文学のような表紙とは裏腹に現実の嫌な空気感がかなりリアル。 文体もとっつきやすく、スラスラと読めるので普段あまり小説を読まない人にも自信を持っておすすめできる。 なんといってもキャラ...

ご存知の方も多いかもしれませんが…「裏バイト:逃亡禁止」という漫画がとってもお勧めです!!主人公達が、一癖も二癖もあるグレーな内容のバイトをする中で、怪異や欲深い人間達と出会っていって…みたいな感じの漫画でして、怪異の恐ろしさや人怖が味わえる作品です!上手く説明出来ていなかったら申し訳ない。漫画アプリにて、試し読みが出来る事が出来ますので是非!!

「ある設計士の忌録」とは鯛夢のホラー漫画。HONKOWAで連載している。 工務店を営む「私」が仕事上で時折遭遇する、安易に手出しできないブラック案件。そんな時に彼が助力を仰ぐのは、法外なギャラと引き換えに厄介な心霊トラブルをきっちり解決する、ベテラン設計士の「先生」だった。 基本オムニバス形式で読みやすいものの、リアルタッチの絵柄と相まって、ホラー描写はガッツリ怖い。家や不動産がテーマのホラーが好きな人は必読。 原案となった「過去の記録を紐解く」はカクヨムで無料で読める。 2020年「ほんとにあった怖い話」内で、本作収録の「箱」が実写ドラマ化された。 https://asacomi.jp/series/be8c33aa38f8e

「フェノメノ」とは星海社より刊行された一肇のホラー小説。イラストは安倍吉俊が担当した。無類のオカルトマニアである大学生の「俺」と、嘔吐癖のある電波少女・美鶴木夜石のコンビが、日常を狂わせる様々な怪異に遭遇していく。此岸と彼岸の境界が曖昧になるホラー描写が秀逸。非日常の深淵を覗きたい人にはおすすめ。 https://sai-zen-sen.jp/fictions/phenomeno/
