事故物件監視協会-Japan Stigmatized Property-
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日本事故物件監視協会(英題 Japan Stigmatized Property / 通称 JSP)は、東京を拠点とするゲームデベロッパーLoxarc Inc.が手がける「監視型ホラーシミュレーション」シリーズ。 プレイヤーは架空の団体「日本事故物件監視協会(JSP)」の監視員となり、物件内外に設置された監視カメラを切り替えながら、午前0時から5時まで異常の有無をチェックする という業務系ホラーの体裁をとっている。 登場する物件は実在するものを使用しており、 霊障や事象も実際の報告を基に制作されているとのこと。ゲームとして発表されていながら、プロモーション全体が「実在する機関の公式サイト」に見えるよう精巧に設計されており、求人情報も掲載されており、現地調査員は月給444,000円〜、プレイヤーの雇用形態である「夜間監視員」は時給2,970円になる模様。そして、応募受付フォームをクリックするとSteamストアなどが開くという仕組み になっている。
第1作 日本事故物件監視協会
リリース: 2025年8月15日(Steam / iOS / Android)
価格: 760円(税込)
ゲームの流れ
プレイヤーはJSPに雇われた新人の夜間監視員として、初日から現場に放り込まれる。業務マニュアルの説明動画を確認したのち、担当物件の選択へと進む。
1つ目は秋田県にある築年数不明の古民家「A邸」、2つ目は奈良県の山間部にある古い「T神社」、3つ目は岐阜県の昭和開業の老舗温泉旅館「N旅館」のどれかを選択して監視業務に当たる (茨城県S邸はリリース後のアップデートで追加)。
発生する異常のパターンは多彩で、家具の移動、人影の出現、物体の消失といった現象がランダムで発生する。通常カメラだけでなく、暗視カメラを駆使しなければ確認できないケースもある 。午前5時まで耐え抜けば「業務成功」として給与明細が発行され、報告漏れや誤報が重なれば「業務失敗」となる。
4物件クリア後に隠しステージが解放される。
暗夜-ANNYA- との連携
本作のリリース翌日、業界内外で大きな話題となったのが「暗夜(ANNYA)」との関係だった。実際の曰くつき物件を買い取り、そこに一晩滞在してもらうイベントを開催する団体「暗夜-ANNYA-」は、「暗夜がゲームになりました」と公式Xアカウントで投稿した 。そして暗夜は「実際の事象を元に制作されています。自己責任でプレイして下さい」と投稿している 。このXポストはいいね数2万件、130万ビューを超える反響 を呼んだ。
暗夜はYouTubeチャンネルを持つ実在の団体で、人気YouTuber・はじめしゃちょーさんも同団体が所有する物件にたびたび訪れており、実際に泊まる様子も公開されている。ホラー系動画を好む人にとっては言わずと知れた団体 だ。物件は一般に公開されており、滞在時の霊障によるリタイア率は毎年50%を超えるとのこと 。
第2作:日本事故物件監視協会2
リリース: 2025年12月18日(Steam)/ 2025年12月24日(iOS / Android)
登場物件として「ホテルセリーヌ」「鳥取県K邸」「玄岳ドライブイン」「k動物病院」の4か所が用意されており、異常のバリエーションや演出面が強化されている。
廃ホテル、孤独死のあった民家、廃ドライブイン、そして動物病院——前作の「人が死んだ家」から、より陰惨な背景を持つ物件へとシフトしており、監視業務の「危険性」が増す演出になっていると思われる。
にじさんじライバーのVTuber配信との関係
本作もVTuber界隈で注目を集めた。にじさんじのライバー・ましろ爻はイベント団体「暗夜」の企画を利用して「四国K動物病院」に実際に行ったことがある とされており、ゲームと現実がリンクする構造を如実に体現している。
現地調査実務研修
ゲームの世界観を「現実」にまで拡張する試みとして、JSP日本事故物件監視協会がリアルイベント「現地調査実務研修」を開催すると発表。参加者はオリエンテーションを受けたのち、事象観測用の器材一式を受け取り、調査対象物件の監視室にて朝まで滞在する という流れになっている。
料金は1名〜5名での参加で46,000円(税込、1名あたり9,200円)。6名の場合は52,000円、7名の場合は58,000円となり、8名以上での参加については要相談 とされている。
研修終了後は現地解散となり、朝まで滞在した参加者に限り、後日「JSP会員証」が郵送される。会員証の階級は、特定物件内異常観測実務の遂行率に応じて変動する とのこと。ゲームの「業務成功」が現実の「会員証」に変換されるというこの仕掛けは、シリーズ全体の世界観を徹底して守り抜く姿勢の現れといえるだろう。
製作者 Loxarc Inc.
東京に拠点を置くデベロッパー 。本シリーズのほか、現実とフィクションの境界を意識的に曖昧にした「モキュメンタリー型」のホラーコンテンツを手がけている。公式サイト・求人ページ・統計データにいたるまで世界観の整合性を徹底しており、ゲームの「外側」から怖がらせるプロモーションが際立っている。
参考文献
∙ 4Gamer「物件に”異常”がないか監視するホラーゲーム「日本事故物件監視協会」をリリース」(2025年8月15日)
∙ 4Gamer「「日本事故物件監視協会」,曰くつき物件でイベントを行う団体「暗夜-ANNYA-」が関与していることが明らかに」(2025年8月14日)
∙ 4Gamer「日本事故物件監視協会,実際の事故物件に本当に滞在して実務体験をするリアルイベントを開催」(2026年2月2日)
∙ Game*Spark「深夜監視ホラーゲーム『日本事故物件監視協会』“実在する”事故物件がリアル過ぎてマジで怖い」(2025年8月17日)
∙ ファミ通「『日本事故物件監視協会2』実在の事故物件を監視するホラーゲーム」(2025年12月)
∙ 電撃オンライン「監視カメラ異変探しゲーム『日本事故物件監視協会』が怖すぎる」
∙ デンファミニコゲーマー「『日本事故物件監視協会3』の制作が決定!」(2026年2月10日)
∙ デンファミニコゲーマー「『日本事故物件監視協会』が現実の事故物件で”実務研修”を行うリアルイベントの開催を発表」(2026年2月1日)
∙ Spidex トレンド「暗夜の新作ホラーゲーム『日本事故物件監視協会』とは?」(2025年8月29日)
∙ にじさんじWiki「日本事故物件監視協会まとめ」
∙ Steam ストアページ「日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-」
∙ 公式X(旧Twitter):@JSP_Report / @ANNYAOBAKE
∙ 暗夜-ANNYA- 公式サイト:https://r.goope.jp/annyaobake/
∙ JSP 公式サイト:https://jp-stigmatized-property.com/
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