破れていた報告書。捜査中書類。
Y県F山付近、Y湖での報告。
耶雲嵳の段位壱と思われるエリアの発見。
及びその報告書である。
確認されている現象
・重度の吐き気による嘔吐。
・視界の急激な明滅。
・錯乱。
・失踪、“カミカクシ”
捜査員
─規制済み─ 侵入の三分後に死亡。体内破裂。
─規制済み─ 嘔吐による体調不良。現在静養中。
─規制済み─ 即死。圧死と推測される。
─規制済み─ 同僚の死による精神錯乱。
エリア番号 001-3-壱
エリア001で確認された3つ目の耶雲嵳であり
特殊な植物。
“八百比丘尼”が生息している。
八百比丘尼は、ある程度の疾病に薬効のある希少な植物であり。
耶雲嵳の深部で確認されるものだが、今エリアにおいては極めて浅い部分に群生している。
人的リソースをある程度消費したとしても確保する
必要がある。
しかし、目下の脅威は“うつろがみ”による連続したカミカクシであり、MIAの構成員の3割は
“うつろがみ”による被害である。
耶雲嵳怪異捜査二課に援助申請をすると共に。
耶雲嵳001-3-壱の本格的な確保を要請する。
レポート記入
安藤恒泰
怪異捜査一課
追記
“うつろがみ”は人の形
人の形。
おおきい
おおきい。
おおきい。
そしてくろい
おおきい。
おどろおどろしい。
恐ろしい
怖い
こわいよ、
たす…た
て
(頁はここで破れていた。)








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