私以外にこの話を聞いたことのある人がいないか探しています。
10年ほど前、小学生の時の話です。夏に「移動教室」という修学旅行みたいな行事がありました。私の学校は生徒数が少なかったからか、小学校5年生と6年生が一緒に修学旅行に行くようなな感じでした。
その移動教室の1日目の夜だったと思いますが、ナイトハイクというイベントをしました。男女が2人1組で決められたルートを通るという、肝試し的なやつです。ナイトハイクに行く前、校長先生が生徒全員に注意事項を兼ねて怖い話をし始めました。
少なくとも10年以上前、同じようにナイトハイクに出発した男の子と女の子がいました。ナイトハイクは迷子にならないように必ず手を繋いで歩くというルールがあり、怖がりだった女の子は男の子の手をしっかり握って、気を紛らわせるために雑談をしながら歩いていたそうです。
しばらく歩くと、お寺(神社と言っていたような気もしますが、忘れてしまいました)が見えてきました。不思議なことに、入口の障子から眩しいくらいの光が漏れていました。好奇心旺盛な男の子は、嫌がる女の子の手を離して一人でお寺の中に入っていってしまいました。
しばらくして男の子が帰ってきましたが、俯いて無言のまま女の子をスルーして勝手に集合地点まで向かっていきます。女の子が慌てて追いかけて話そうとしても、ずっと無言のままだったそうです。
集合地点に着いた時、怖くなった女の子が無理やり顔をこちらに向かせると、男の子は全く違う別人でした。その子はすぐに走り去り、見えなくなりました。その後、お寺で居なくなってしまった男の子と別人の子、内部が発光した謎のお寺を探しましたが、見つかりませんでした。
以上の話を校長先生は淡々として、男の子のために黙祷をしようと言い出しました。そんな事件があった所と同じルートを通らせるなよと思いましたが、とにかくそういう怪談でした。
楽しかった移動教室の思い出の中にぽつんと暗い話が残っていてすごく印象的だったのですが、後になって同じ学校の子にその話をしたら誰も覚えていませんでした。同じ学校の卒業生であり、仕事でその付近に住んでいたことのある父親にも同じ話をしましたが、そんな話は聞いたことがないと言われてしまいました。
どなたか、校長先生がしてくれた話を聞いたことがある方がいらっしゃったら教えて欲しいです。
詳しい場所については私が実際に行っているので当然知っていますが、とりあえず東海地方の海岸が見えるところとだけ言っておきます。
余談ですが、父親にこの話をした際に「近くに兵士が療養していた病院が建ってた」的な話をされましたが、あんまり関係なさそうだったので省きました。





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