小学校の頃に体験した話
私が小学校2年生くらいだった頃、学校の離れに普段使われていない棟がありました。離れとは言ってもメインの学舎と隣接していて、一度外に出ないと入ることができないだけですが、、、。そこはC棟(少し変えています)と呼ばれていて、お昼休みが終わったあとの掃除時間になると、担当のクラスの決められた班が掃除をしに行きます。もちろんそれは私のクラスで、その日も当番だった私を含む5人の班は、職員室の先生から鍵をもらってその中へ入りました。
そこは掃除の際節電のためか電気をつけてはいけないきまりがあった上、新しいのに妙にカビがかったにおいのする陰気な場所だったので、(きっと魔が差したのでしょう)班のみんなは誰かをここに閉じ込めるいたずらをすることにしたようです。標的は私でした。奥のホールを掃除している間に、皆はこそこそと片付けをはじめ、タイミングを合わせて一斉に玄関から飛び出し、最後に追いかけて来た私の前で鍵を閉めました。そのまま4人は掃除あとの授業へ向かってしまい、私は取り残されてしまったのです。中から鍵を開けようとしましたが、鍵は足元に一つ、手の届かない上の部分にひとつあり、外から鍵を閉めると両方が閉まってしまう仕組みになっていました。途方に暮れた私は、何かによじ登って開けることもせず、窓の前(★1の位置)まで行き先生が来るのを待つことにしました。
窓の外を見たまま体感で1分ほど経つと、突如、視界の下に黒い物体が動いているのが見えたのです。不思議に思って覗き込むと、窓のある壁越し、すぐ目の前にこちらの壁側を向いてしゃがみこむ子供がいました!!こっちを向く訳でもなく、明るい中ただ座っていたのが余計に気持ちが悪く、後ずさりをして左を見ると、、、そこにはさらに真っ白いのっぺりした顔が暗い廊下の奥から覗いていました!!その顔はすぐ引っ込みましたが、玄関へ走り出そうと後ろ(★2の向き)をむくとすぐ目の前、トイレへ続く暗闇からも細長い手が伸びており、完全にパニックになった私は玄関前の明るいガラスのドアへ駆け出し、その前(△の位置)でうずくまりました。
目をつぶり震えていると、どれくらい経ったかは分かりませんが、いきなり電話の音が鳴り響きました。おそらく、窓の横にあった電話で、戻って来ない私がいるであろうC棟へ先生が電話をかけたのでしょう。しかし、そこまで向かう勇気は私には無く動かないままでいると、遠く、廊下の奥から「はーーーい」という女性の声が聞こえてきたのです。裸足で小走りするようなぺたぺたという音がした後、電話はけたたましい「ぴがががが」といったノイズを出してなりやみました。ですが、それと同時に足音は私の方へ近づき始めました!!!!ぺたぺたという音だった足音は、体重が加わったようなドンドンという足音に変わり、背中まで迫ってきました。もうだめかと思ったところで「ガチャ」という音とともに体は前に倒れ、気がつくと私は担任の先生を見上げていました。当時私にとってその先生は理不尽で恐ろしい先生でしたが、その時はあまりの安堵に膝を掴んですがりついてしまいました。
閉じ込められたことを担任に伝え、C棟をあとにする時、再び電話がなりました。私は担任に「発見したことを伝えなくていいのか」とききましたが、先生は言いました。
「あれはお前を探している電話だから出なくていい」
長文失礼いたしました
地図や絵がうろ覚えで描いた不格好なものとなってしまったことに加え、初めての投稿で大変読みにくい悪文となってしまったことをお詫びします。同じ学校に通っていらっしゃった方が読めば気づかれるかもしれませんが、何卒ご容赦ください。イナクロ怪集部様の日々の投稿を生きがいにしております。これからも頑張って下さい!!








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